電気軽自動車に選ぶ価値は本当にあるのか?EVの最新事情を徹底解説‼

「これからの主流ということで電気自動車のことをよく聞くけど、今選んでも大丈夫なのかな?」
「電気自動車は長い距離の走行が難しいって聞くけど実際はどうなんだろう?」

 

今回はこういった疑問をお持ちの方に向けて、

まず「電気軽自動車(EV)の特徴や一般的なメリット・デメリット」をご紹介し、

その上で「日本のEVの転換点になるかもしれない『日産サクラ』」のことや、

EVはこれから本格的に普及していくのか」についても解説させて頂きます。

 

今回の記事が「EVは今後の現実的な選択肢にできるか」を考える上でお役に立てれば幸いです。

 

1.電気軽自動車(EV)の特徴

電気軽自動車(EV)の特徴

「環境にやさしい」等で近年注目が高まって来ている電気自動車(EV)ですが、

軽自動車でもEVは現れて来ています

この節ではまず「電気自動車(EV)の特徴」と

「一般的なEVのメリット・デメリット」について紹介&解説させて頂きます。

 

① 電気軽自動車(EV)とは

電気軽自動車(EV)とは

ガソリンエンジンを搭載せずに電気を動力源として走行する軽自動車のことです。

 

走行時に二酸化炭素を排出しないため環境負荷が少なく小回りのきく高い操作性が特徴です。

 

② 電気軽自動車(EV)のメリット

メリットとされる一般的なものは以下の通りです。

  • EVはガソリンを使用しないため、ガソリンスタンドが不要
  • ガソリン価格の変動による影響がない
  • 自宅で充電が可能
  • (近場であれば)日常生活で不便さを感じることのない航続距離燃費の良さ

 

 

③ 電気軽自動車(EV)のデメリット

デメリットとされる一般的なものは以下の通りです。

(税制の優遇などがあるものの)ガソリン車よりも総じて高額な車両価格

現状の電池では長距離走行には、やや不安が残っている

ガソリン車ほど力強い走りができない可能性

 

 

2.2022年最新EV「日産サクラ」とは?

2022年最新EV「日産サクラ」とは?

画像出典:日産サクラ紹介ページ

電気軽自動車を語る上では、

今年(2022年)に登場するや、大きな話題となっている日産自動車の最新型EV「サクラに触れない訳にはいきません。

 

このサクラのことを理解する上で前提となる「これまでの日本の電気軽自動車の歩み」についても触れつつ、

「サクラが話題となった理由」を中心に解説させて頂きます。

 

① 日本の電気自動車(EV)の歩み

2009年に世界初の量産された電気自動車i-MiEVを三菱自動車が発売しました。

本格的なエコカーとして注目を集めましたが、

当初の価格は460万円、補助金込みでも300万円以上という高価なものであり、

また、価格だけでなく航続距離などの問題もあり、当時は十分に広まることがありませんでした。

 

しかし、その教訓から距離の移動が比較的少ない軽自動車への着目へとつながっていきます。

三菱自動車は提携関係のある日産との合同生産の形を取ることで、

ユーザー満足度の高い電気軽自動車を開発へと舵を切っていきました。

 

② EVの常識を打ち破るサクラとekクロスEV

現在話題の日産の電気軽自動車サクラは、そういった三菱自動車との共通認識のもとに開発されました。

 

日産サクラと三菱ekクロスEVの戦略は他社とは異なる方向を取り、

バッテリーの容量を増やして充電1回あたりの走行距離を600~600kmに伸ばそうとするのではなく、

多くの軽自動車ユーザーの1日の平均走行距離が50km未満であることに着目し、

日常の使用に不便を感じない航続距離(180km)に特化する方向としました。

 

さらに、両社の部品を可能な限り共通化し、コストダウンすることで、

補助金込みで実質価格180万円という低価格な電気軽自動車(EV)を実現させました。

 

車体価格を抑え、日常走行距離が短いユーザー向けの戦略をとったことにより、

EVは高額で走行距離も短くて不便」という従来のイメージを打ち破りつつあります

 

3.電気軽自動車(EV)は本格普及できるか?

電気軽自動車(EV)は本格普及できるか?

 

電気自動車のデメリットは日産サクラの登場でだいぶ改善しつつありますが、

それでもEVが本格的に普及していく上では実はまだまだ障害が多いのも事実です。

この節では

現状「電気軽自動車(EV)が本格普及する上で乗り越えなければならない5つのハードル」について解説させて頂き、

その上で「満足いくカーライフを送る上で真に検討すべき選択肢」についてもご紹介させて頂きます。

 

①充電スポットの不足

充電スポットは様々な施設に設置され始めていますが、

地方では特に繁忙期に合わせた設置をしている訳ではありません

 

連休などの混雑する時期はSAやPAの設備が軒並み行列になりますが、

1台あたりの充電に十分に時間を掛けられる充電スポットを設置することは困難な現状のようです。

 

例えば、岩手県一関市では急速充電器が10程度、普通充電器が20程度ですが、

これはガソリンスタンド数(約50か所)よりもだいぶ少ない数です。

しかも、そのほとんどがカーディーラーとなっているため、

メーカー等を問わずに、すぐに充電できる環境は整っているとは言い難いです。

 

②電力不足と電気コスト

電力不足と電気コスト

日本では現状、電気料金よりもガソリン代の方が高額と言われていますが、

EVが今後本格的に普及すると、電力の需要はさらに増していくと考えられます。

しかし、火力発電所や原子力発電所の休廃止等の事情により電力の供給の方はすぐに追いつける訳ではないので、

普及していく全てのEVの電力を賄えるだけの電力を安定的に供給できるかは不安があるのも事実です。

 

また、ガソリン料金については「経済への深刻な影響」を考慮され、高騰する場合は国からの補助金等による救済措置がありますが、

電気料金には現在のところ、そういった措置はないので、

現状で考えた場合、電気料金に依存するEVはコストが不安定にならざる得ないと思われます。

 

③充電スペースと充電時間

EVは充電のためには充電スペースが必要不可欠ですが、

自宅のほかにカーディーラーや商業施設、コンビニ、道の駅、SAやPAなどに設置されています。

 

しかし、地方ほどこれらの施設が少ない傾向がありますし、

また、満タンにするのに急速充電でも30分、普通充電では7~8時間以上かかることを考えると、

充電するだけでも時間や労力が多大に必要になると思われます。

 

④充電器のコスト

自宅用の普通充電器は10~20万円の設置費用が掛かります。

その上で充電に必要な電気代(フル充電1回で家庭の電気使用料2~3日分)も掛かってきます。

 

また、急速充電器は登録や月額使用料が必要なところもあり、月額4000円以上が必要になる場合があります。

さらに、利用する都度の料金も掛かります

1分あたり150円程度で、30分の利用で4500円、40分では6000円が一般的な料金のようですので、

ガソリンで給油するよりも高額になる場合もあります。

 

⑤「電欠」時の対処

EVの場合、電欠になったときにガソリン車のような対処が取れないことも大きなリスクだと言えます。

ガソリンのようにエネルギー切れになっている車に電気を配ることができないため、

電欠の都度、レッカー車で運ぶなどの大掛かりな作業になります。

 

特に冬場等の寒い時期はバッテリーの性能が低下することもあり、

立ち往生した時にバッテリー残量が乏しい状態では深刻な問題になる可能性があります。

 

現状だと「EVより従来車の方が無難」

現状だと「EVより従来車の方が無難」

先に挙げた5点が「電気軽自動車(EV)が本格普及する際のハードル」であり、

これらのハードルをクリアできない限り、日本中のどんなユーザーにもEVをおススメできるとは言い難いです。

特に、比較的長い距離を日常的に走行する地方のユーザーにとっては

EVは「まだまだ実用に堪えない」と言わざる得ません。

 

日常的に比較的長い距離を乗るということであれば、

従来型のガソリン車でも十分にコストパフォーマンスが高い軽自動車も多いです。

特に「軽未使用車」と呼ばれる「新車同然の品質で価格だけが安い」という特長を持つ車は

現状ならEV以上のコストパフォーマンスや働きをしてくれるでしょう

 

(手前味噌で恐縮ですが)当店ECOCARPARK(エコカーパーク)では

そういった良質な軽未使用車を数多く取り揃えています。

特に「日常的に比較的長い距離を乗りたい」というユーザーの方々のために

自信をもっておススメできる軽未使用車を多く揃えております

 

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